人生危機が発生したときに自分自身に現れる現象を見るだけで人生危機を点検することができます。これは末期がんの身体症状から生命危機を察することができるのと同じ原理です。

しかし、多くの人は人生危機で現れる現象を回避または無視し、すぐに回復されるだろうと安易に考えた結果、不幸&最悪&破滅の人生を送るようになります。

それでは人生危機が発生したときに現れる現象を見てみましょう。

1. 苦痛、心の痛み、悲しみ、困難、苦しみ、絶望感、恐怖感、憂鬱、息苦しさなどを感じる現象が継続される。
2. 今まで経験したことのない最悪の困難が続いたり、次第に悪化していく。
3. 死を考えるくらいの苦痛が続く。

これは老若男女、地位の高低、心理階層、国民性、人種、宗教、理念などに関係なく、人生の過程(成長期、独身&恋愛、結婚、離婚、再婚、死別)に関係なくいつでも誰にでも発生し得るものです。

そして人生危機とは、心の問題(心理障害、重度心理障害、外傷トラウマ)と性こころの問題(深刻な性的問題)による苦痛と困難、心理階層の下落、自己実現の問題、人生変化の対応失敗、人生の放棄などが原因で発生します。

このように人生危機の現象が現れたときに、心の問題と性こころの問題はJIPこころ治療(JIP Treatment)をしなければならず、それ以外の場合は人生危機コンサルティング(CLC, Consultation on Life Crisis)をしなければなりません。